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【3年・院1年】インターン変化による理系学生の就活の始め方を解説します

就職活動

25年卒から大学生、院生のインターンシップが変わるらしいけど、採用にも変化があるの?
就活ではどう対応していったらいんだろう?

インターンシップは就活では早期採用の対象になることもあるので、参加する学生は年々増加しています。
しかし、25年卒学生からはインターンシップの定義が明確化されます。

インターンシップ参加期間が長くなり、学業・研究活動の両立には

早めの情報収集と、スケジュール管理が重要です。

先輩の活動のやり方をそのまま参考にしていては出遅れてしまうことになりますよ。
この記事でインターンシップが変わる点を理解して、
就活への対応の参考にしてください。

24年卒までの就活

24年卒の就活スケジュール

就活スケジュールについて政府は、「3月1日以降に広報活動(会社説明会受付など)開始、6月1日以降に面接などの採用選考活動開始」と発表しています。

しかし、一部のIT系、マスコミ、スタートアップ企業、外資系などでは独自の採用スケジュールで採用選考を行う影響もあって、6月1日以前に内々定をもらっていた学生が6割以上いるとも言われています。

24年卒までのインターンシップ

インターンシップについて、24年卒までは学業への影響を考慮してインターンシップの参加を採用と直結することを禁止していました。

独自の採用スケジュールで採用選考を行う企業に対して
「インターンシップの参加が採用に直結はなくても、早期選考してもらえる可能性がある」
と多くの学生は考えて、インターンシップへの参加希望者は大変多い状況です。

24年卒までのインターンシップは1日の開催であったり、実質的には会社説明会のプログラムが多く存在していたため、問題視されていました。

25年卒 インターン変更点

経団連と大学が直接対話する枠組みとして発足した「採用と大学教育の未来に関する産学協議会」(以下「産学協議会」)が定めた、新たなインターンシップの定義が、2023年から適用となります。

従来のインターンとの違いは以下の3点です。

  • 従来のインターンシップの内容をタイプ1~4の4つに分類
  • タイプ3とタイプ4のみを、これからは「インターンシップ」と呼ぶ
  • タイプ3とタイプ4のみ卒業・修了前年次の3月1日以降、採用選考活動に情報を活用できる

ではタイプ1~4を詳しく見ていきましょう。

タイプ1【オープン・カンパニー】

企業や業界に関する情報提供・PRが目的で、企業や就職情報会社、大学キャリアセンターなどが主催するイベント・説明会が代表的なケースです。

時間帯やオンライン活用等、学業に両立に配慮されています。
学士・修士・博士課程の全期間(年次不問)のため、大学1年からの参加が可能です。

1日又は、数時間での参加となります。

タイプ2【キャリア教育】

働くことへの理解を深めるための教育が目的で、大学等が主導する授業・産学協働プログラム(正課・正課外を問わない)や、企業がCSRとして実施するプログラムが代表ケースです。

企業主催の場合は、時間帯やオンラインの活用等、学業両立に配慮されています。
学士・修士・博士課程の全期間(年次不問)のため、大学1年からの参加が可能です。

タイプ3【汎用的能力・専門活用型インターンシップ】

職業体験を通じての学生の目的は、就業体験を通じて自らの能力の見極めること。
企業としては、学生の評価材料の取得が目的になります。

産学協議会が合意した次の5つの要件を満たすプログラムで、こちらは「インターンシップ」と呼ぶことできます

  • 半分以上の日数を職場での就業体験に従事
  • 就業体験では、職場の社員が学生を指導し、終了後、学生に対しフィードバックを行う
  • 汎用的能力活用型は短期(5日間以上)、専門活用型は長期(2週間以上)
  • 対象は学部3年・4年、修士1年・2年で、長期休暇期間(夏休み、冬休み、入試休み・春休み)に実施
  • 募集要項で必要な情報を開示

タイプ3インターンシップ

  • 取得した学生情報を採用活動開始後に活用できる。
  • 募集要項等に「産学協議会基準準拠マーク」を表記することができる。

採用に直結するメリットがあり、興味のある企業に実際に出向いて、社員に指導を受けて職業体験できるので、入社後のミスマッチを回避するメリットも加わりますね。

タイプ4【高度専門型インターンシップ】

就業体験を通じて、学生にとっての目的は実践力の向上。
企業にとっては学生の評価材料の取得が目的です。

次の2つが対象です。
ジョブ型研究インターンシップ
自然科学分野の博士課程学生を対象に文科省・経団連が共同で試行中です。
期間は2か月以上です。

高度な専門性を重視した修士課程学生向けインターンシップ(仮称)
産学協議会で検討中です。

タイプ1~4の詳細は、日本経済団体連合会のホームページ内、以下の内容を参考にしてください。
学生用リーフレット「何が変わるの? これからのインターンシップ」

インターンシップ変化への対策

タイプ3、タイプ4のインターンシップはいずれも期間が長く、短くても5日間です。
理系で、大学4年からは研究室に配属されると、夏休みなどの長期休みといっても学部1年生のように30日間まるっと休みにはできず、研究活動を行います。
学会の準備とインターンの日程が重なる可能性もあります。

またインターンシップへのエントリーの時にESの提出や適性検査、課題を出される場合もあります。

インターンシップへエントリーの時点から選考が始まっていると考えてもいいかもしれません。

興味のある企業や分野のインターンシップ情報を早めに、たくさん収集してエントリーすることが重要です。そのうえでスケジュール管理を十分にしてください。

卒業2年前の3月(26年卒では24年3月)からインターンシップの情報は開示され、順次エントリーが開始されます。

おおよそのスケジュールは以下の通りです。

  • 大学3年・院1年 4月~|自己分析・業界(企業)研究、インターンエントリー
  • 大学3年・院1年 6月~2月|インターン(夏・秋・冬)
  • 大学3年・院1年 12月~3月|ES作成・早期選考
  • 大学3年・院1年 3月~大学4年5月|エントリー・面接
  • 大学4年・院1年 6月~|内定

インターンシップの情報を入手する方法は以下の通り様々あります。

  • 就活サイト
  • 大学のキャリアセンター
  • 企業のホームページ

早く、多くの情報を入手するには就活サイトを利用することをお勧めします。
日程、分野、地域などカテゴリーで検索ができます。

まず、自己分析をしたい方は【FutureFinder】がおすすめです。
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まとめ

25年卒学生からインターンシップは本格的な職業体験となり、採用選考と直結することになります
そのため、人気が高まることが予想されます。

学部3年生、院1年生は学業・研究活動と両立できるように、早めに、たくさんの情報を集め、スケジュール管理を行ってください。

自分自身の情報は「自己分析」「ガクチカ」など。
企業の情報は「企業研究」「インターンシップ情報」「会社説明会」などです。

就活はスピードが重要な情報戦です。早い段階から準備を始めましょう。

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