Webテストは対策してパスしたけど、
面接って対策あるの?
こんな風に思っているあなた。
実は対策法があります!
新卒の採用試験は学生のポテンシャルを見ています(転職者は職歴です)。
企業が見極めようとしている内容はおおよそ4つ。
その内容にあわせた「面接対策」をご紹介します!
現在私は、大学の工学部で4年生~修士2年生と一緒に研究をしています。
彼らの就職活動を参考にこの記事を書いています。
学生の経験やスキルを知りたい
学生時代に力を入れてきたことはなんですか?
研究内容を教えてください。
質問のされ方は様々ですが、引き出したい内容は経験とスキルです。
努力してきた過程では必ず壁にぶつかります。
その時どうやって乗り越えようと考えたのか、結果どうだったかまで話ができるといいですね。
つぎのような内容を参考にしてください。
- 海外へ行って自分で話ができるように英語の勉強をした
⇒実際に行ってみて話が伝わる楽しさを知ったため、継続して勉強している。 - 部活動で目標達成に向けて声掛けに取り組んだ
⇒声掛けをする人が増えてチームの雰囲気が良くなった。その結果、練習が充実して勝てる試合が増えた。
大学院生には研究内容が質問されます!
大学での研究内容は実際に携わっていないと一般の人には理解しにくいです。
次のことを交えて話せば良いです。
- どのような分野で利用されることをめざして研究しているのか
- 評価に使っている測定装置や評価方法
- 研究するうえで困ったこと⇒解決方法
- 研究するうえでつらかったこと⇒その経験で得られたこと
社風や求める人物像とマッチするか
長所と短所を教えてください。
自身をものに例えると何だと思いますか?
このような質問では
「この学生と一緒に働きたいか」
「メンバーと一緒にやっていけるか」
を見極めようとしています。
エントリーシート、Webテストは合格しているので、面接では人物像です。
企業の社風や採用したい学生像は、会社説明会で話があったと思います。
企業が求める人物像に関連するエピソードを話せるように、準備しておきましょう。
長く働いてくれるか
入社後、どんなことがしたいですか?
力を注いで採用試験をして、費用をかけて新人教育をしても2,3年で辞めてしまう学生が多いようです。
このような質問では学生のやりたいこと、キャリアプランが企業の進む方向とマッチするかを見極めようとしています。
営業がしたいのか、研究がしたいのか、製品開発がしたいのか、マーケティングがしたいのか。
希望は漠然とあるはずです。
特定の仕事に固執していない方は、こんな答え方もありです。
「○○の分野の仕事がしたいです。しかし、関連部署との連携も大切なので、そういった部署の仕事にも携わりたいと思っています。」
ただ、「この仕事がしたい」ではなく、
「キャリアを積んで自身が手掛けた製品を世に出したい」
のように、5年以上先にその企業でどういう自分でいたいのかを話せるといいですね。
志望動機や熱意を確認
志望動機を教えてください。
この質問はエントリーシートにも書いていると思いますが、大事な質問です。
- なぜその分野のに興味をもったのか
- その企業で何ができるか
- 自身の力を発揮できるか
簡単なことから考えてみましょう。
3の「長く働いてくれるか」にも関わってきますが自身が進みたいベクトルと、企業のベクトルが同じ方向であることが大切です。
会社説明会で企業が採用したい学生像や、今後の会社展望の話があったと思います。
会社の展望に沿って、自身が会社で貢献できる内容を話し、
「社会に貢献できる仕事をしたいです!」
と最終的に話ができたら最高です。
会社展望は説明会だけではなく、企業のホームページのIR情報にも注目してください。
IR情報とは株主様に提供する企業情報なので、今後の展望が説明会の内容より具体的です。
IR情報まで含めて話ができると「よく企業研究をしている」と
面接官には熱意が伝わりますよ。
まとめ
面接対策は質問の中で何を見極めようとしているかに対応することです。
見極めようとしている内容は以上の4つです。
質問はいろいろな角度からされますが、4つを押さえましょう!
頑張ったことを話す中から、長所が出てきます。
質問が違っても答える内容が結局おなじ。ってこともたくさんあります。
- 自身が頑張ってきたことを整理する
- 企業研究をして、自分の進みたい方向と一致するか確認する
まずはそこからしてみましょう。
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